症例紹介
目立つ銀色の詰め物を白いジルコニアで治療
50代 男性 / 2024年9月6日 公開
治療前
治療後
患者さんは50代の男性です。大塚歯科クリニックに通院されており、定期検診の中で、保険で治療していた金属の詰め物の下に隠れた虫歯(二次カリエス)が認められました。この保険の詰め物(左下6番)を除去し、白く丈夫なジルコニアアンレーで治療しました。
STEP1 ご来院時
保険で治療されていた左下6番(第1大臼歯)の金属の詰め物の下で、虫歯が再発していました。保険の金属は廉価に治療が出来る点はメリットですが、どうしても精度に限界があり、時間とともに詰め物の下で虫歯が再発したり、金属が溶け出して歯が黒ずんでしまう点はデメリットと言えます。
STEP2 現状と治療計画
金属の詰めものを外して隠れていた虫歯を除去、白さと強度を合わせ持ったジルコニアアンレー(白いジルコニアセラミックの詰め物)を第一選択としてお勧めしました。患者さんにもご納得頂き、治療を開始しました。
治療内容
- ・金属の詰め物の除去
- ・ジルコニアアンレー(左下6番)
STEP3 金属の詰め物の除去
金属の詰め物を取りのぞき、隠れていた丁寧に虫歯を除去します。この歯は大塚歯科クリニックに初めてお越し頂いたときから、生活歯として治療を続けてきました。大切な歯の神経をできる限り保存するため丁寧に虫歯を取りのぞき、健康な歯質を最大限残す形で治療を終えました。
歯科医師の立場から言えば、土台をシンプルに形成できる被せ物(クラウン)による治療の方が容易です。今回のようなアンレーは複雑な形の切削、天然歯と補綴物の応力・強度を考慮した形成、隣接歯とのコンタクトのデザインなど、実は難易度が高いのが詰め物(アンレー)の治療です。大塚歯科クリニックがこうした手間暇を惜しまない治療を選択するのは、歯髄と天然歯の保存を第一に、患者さんの「歯科治療のロンジェビティ」を最も大切に考えているからです。
治療費
治療は基本保険診療となり、ご希望により自由診療も選択頂けます。価格と税率は治療当時のものとなります
※治療費は全て税込の価格となっております。
印象採得 |
1 |
¥11,000 |
ジルコニアアンレー |
1 |
¥66,000 |
小計 | ¥77,000 |
治療費については治療費一覧のページもご覧ください。
治療担当
歯科医師:養田 奏
治療費について
治療は基本保険診療となり、ご希望により自由診療も選択頂けます。価格と税率は治療当時のものとなります。
治療リスクについて
治療中に一時的な咬合痛や冷温水痛、若干の歯肉の腫れ、発赤などを生じることがあります。また仮歯の時期には仮歯の脱離や破損の可能性、舌感などに違和感を感じることがありますが、本歯に移行するまでに通常消失します。
※すべて症例による違いや個人差があります。
掲載写真について
すべての写真データは大塚歯科クリニックによる臨床記録です。見た目を変える画像加工は行っておりません。またメーカーや学会誌からの転用などもございません。掲載写真は実際に治療を行った患者さんの同意を得て、治療を検討する方への情報提供と啓発を目的として公開しています。
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