予防歯科

当院の予防歯科

虫歯を治療するスタッフ

院長の大塚は、大学を卒業して研修を終えてから旧防衛庁に入り、歯科医官として勤務していた時期がありました。そこでは、幅広い年代の自衛官を長年にわたって定期的に検診・診療していました。その経験を通して、あらゆる年代の方でも予防処置をしっかりと行っていくことが、いつまでも健康な歯を維持していただくためには重要だ、ということを肌で感じたのです。

まずは自分のことを知る

一般的に、日本人の80%の方が加齢とともに歯周病(もしくはその予備軍)にかかり、自覚症状のないまま重症化していきます。虫歯や歯周病から大切な歯を守っていただくために、まずは自分自身の症状の程度を知ることが大切です。

予防の考え方

プラークコントロールを完璧にすれば、歯の病気をある程度は予防できます。しかしながら、セルフケアには限界があります。完全に予防するためには、プロによるプラークコントロールが必要なのです。そこで、当院では下記のように症状の程度によって定期検診を受ける頻度を設け、プラークコントロールを適切に行っています。

問題のない方
1年に1回は定期検診を受けましょう。
症状が軽度の方
半年に1回程度は定期検診を受け、年に1回は歯科医院で歯のクリーニングを受けましょう。
症状が中程度の方
半数以上の方がここに該当します。2~3ヶ月に1回以上、歯科医院で歯のクリーニングを行いましょう。
症状が重い方
2週間に1回は、歯科医院で歯のクリーニングを行う必要があります。

お子様の虫歯予防

お子様の虫歯予防

お子様の虫歯予防のために、行政で検診が行われています。院長の大塚は7年間(2009年時点)にわたって3歳児検診を担当してきており、ノンカリエス(虫歯のない子)と重症の子の割合は9対1という結果を目の当たりにしています。3歳ですでに個人差が出ているのです!

お子様の歯を虫歯から守るために

大切なお子様を虫歯から守るためには、1歳半~3歳までの間の定期検診の受診プログラムが必要だと考えます。ですが、まずは一緒に生活している方が、お子様に虫歯菌を感染させないように注意していきましょう。

【最初のハードル】

お子様の虫歯は、わずか1週間でできると言われています。まずは、1歳から3歳までを最初のハードルとし、最低3
ヶ月に1回以上の頻度で定期検診を受けさせるようにしてください。定期検診を受け、フッ素塗布やシーラント等の処置をすることが大切です。

【第二のハードル】

第二のハードルは、20歳前後からです。それまでは、幼稚園以降、定期検診の機会が行政によって設けられてきましたが、20歳前後からは自己管理になってきます。自らの意思で3ヶ月に1回は定期検診を受け、虫歯や歯周病から大切な歯を守っていきましょう。

予防歯科の治療費について

PMTC
(歯科衛生士による予防的クリーニング)
¥11,000 (税込)
歯周病検査 ¥11,000 (税込)

治療費については治療費一覧のページもご覧ください。

予防歯科についてのQ&A

予防歯科についてよくあるご質問に、当院がお答えします。

Q1.毎日しっかり歯磨きしていても、虫歯になってしまうのはなぜですか?

歯ブラシで磨いているだけでは、どうしても磨き残し出てしまいます。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや糸ようじも使って、歯と歯の隙間をきれいにしましょう。また、定期検診を通して歯科医院で歯をクリーニングすると、なお効果的です。

Q2.虫歯がうつるというのは本当ですか?

本当です。生まれたばかりの赤ちゃんは、虫歯菌を持っていません。ご家族など身近な人が食事をする際に菌をうつしているのです。生後6ヶ月~3歳頃が一番感染しやすく、一度感染してしまうと一生虫歯菌を持つことになってしまうため、小さなお子様が周りにいる人は、うつさないように注意しましょう。

Q3.タバコが歯によくないというのは本当ですか?

本当です。タバコを吸うと歯が黄ばむだけでなく、口臭の原因にもなります。また、お口の中の血管が収縮して血液が行きわたりにくくなり、抵抗力が低下して歯周病にかかりやすくなってしまいます。

Q4.子どもの虫歯を予防するにはどうしたらいいですか?

お子様自身にだけブラッシングさせるのではなく、必ず保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。また、お子様は成人よりも虫歯になりやすいため、食生活にも気をつけてあげましょう。さらに、だらだらと食べ続けることも虫歯になりやすい原因のひとつなので、お口を休める時間をきちんと設けましょう。

Q5.子どもにおやつを食べさせないほうがいいですか?

おやつの時間と種類に気をつけていただければ、あげても平気です。お口をしっかり休めた後におやつを食べさせてあげてください。また、甘すぎないもの、歯にくっつきにくいものを選んであげましょう。


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